【水温の高い低い】メダカ水槽は何度まで大丈夫か?

本記事は途中に宣伝・広告の欄があります。「まだそこまで・・」と言う方はスルーしてもらえると幸いです(‘ω’)ノ

メダカ飼育だけでなくアクアリウムをやっていると水温はやはり気になるもの。
特に冬や夏は心配になります。
またメダカへの水温の影響を紹介した記事は多くありますが、その温度時の水槽全体への様子を書いてある記事はあまりない気がします。
そのため今回は各水温の時の水槽全体への影響をざっくり書いていきます(何度まで大丈夫かという判断に使ってもらえると嬉しいです)。
項目としては、
メダカへの影響、微生物(硝化細菌⇒アンモニアを酸化分解してくれる細菌)、微生物(その他の多くのバクテリア)、水草、微生物、

さっそく見ていきましょう

⇩メダカや熱帯魚、水草など色々見ることができるアクアリウムショップ(配送あり)です。ご興味あればご覧ください^^

水槽屋.com

各水温の水槽全体への影響

29℃以上

特に夏になりやすい水温帯。水槽には以下のような影響があります。

メダカへの影響・・・元気がなくなります。メダカ自体は36、7℃くらいまでは生きることが可能ですが高温になるのはできるだけ避けましょう。

           ただし、メダカを丈夫に育てるためには日光には当てた方が良いので上手に調節しましょう。

微生物(硝化細菌)・・・基本的に温度が高い方が活発にはなりますが、29℃以上だと少し高温過ぎで段々と元気が無くなっていきます。

微生物(その他の多くのバクテリア)・・・温度が高いと活発になります。ただしバクテリアが活発になりすぎるとバクテリアの有機物分解による酸素の消費も多くなり、水中の酸素量が大きく減ってしまいます。これはめだかには悪影響になります。

水草・・・水草にとってもこの温度は少し高いです。高くても32度までを目安に抑えたいところです。ただし、高温に強い水草もあります(例:ウォーターウィステリア)。

20~28℃

各要素にとって比較的良い温度帯です。特別な目的がなければ水温がこの温度帯になるように調整すると良いでしょう。

メダカへの影響・・・適温です。この温度帯の中でも24~28℃くらいに保つと特に元気になります。

微生物(硝化細菌)・・・硝化細菌にとっても活動しやすい温度になります。硝化細菌もアンモニアを酸化する際に酸素を消費するので、水中に酸素が十分溶けるように工夫しましょう。

微生物(その他の多くのバクテリア)・・・硝化細菌と同様しっかりと働いてくれる菌が多い温度帯です。

水草・・・多くの水草にとって育ちやすい温度です。

10~19℃

屋外で飼育していると秋や春先になりやすい温度帯。全体的に少し注意が必要な温度域になります。

メダカへの影響・・・少し活動が鈍くなる温度帯です。特に10℃付近になると水槽の底でじっとするようになってきます。

微生物(硝化細菌)・・・だいぶ働きが弱くなります。特に15℃付近になるとアンモニアを酸化する反応のスピードが25℃付近時の半分となってしまいます。

微生物(その他の多くのバクテリア)・・・全体的に元気が無くなりつつある温度です。ただし、この温度帯が適温なバクテリアも存在します。

水草・・・水草もだんだん元気がなくなってきます。ただし、アクアリウム初心者にオススメされやすい水草「マツモ」「アナカリス」は比較的低温にも耐えることができます。

0~9℃

屋外で飼育していると冬になりやすい温度帯。特に夜になると水が凍ってしまうことも。

メダカへの影響・・・ほぼほぼ活動せず水槽の底の方でじっとしています。エサもほとんど食べなくなります。

微生物(硝化細菌)・・・だいぶ弱くなります。この温度帯でのアンモニアの分解は期待しない方が良いでしょう。

微生物(その他の多くのバクテリア)・・・こちらも有機物の分解能力は期待しない方が良いです。ただし、バクテリアの種類によってはこの温度が一番元気になるモノもいます。

水草・・・水草によっては枯れるものも出てきます。ただし、枯れたように見えて新芽を出す準備を準備しているモノもいます。調べてみると楽しいと思います。また冬でも枯れにくい水草として「ウィローモス」「コブラグラス」「グロッソスティグマ」などがあります。

水温変化への対策

対策は現在の水温を知る。そして、水温を調節する、くらいかと思います。

とは言っても初心者の方には大規模の設備は用意しにくいと思います(筆者も初級者なのでペットショップで売ってるようなアイテムしか使っていません

なのでここでは簡単に設置&使用できるアイテムを紹介します。

良ければリンクを覗いてみてください。

①水温計

②水温が低い時

ヒーターで調節します。とは言っても設置するだけなので簡単です(※使用するときは先に水中に設置した状態でコンセントをつないでください、水槽から外すときは電源をカットした後10分ほどたってから外してください)

③水温が高い時

水面に小さな水流を起こし水温を2~4度程度下げます。

終わりに

ざっくりでしたが各温度が与える水槽への影響を紹介しました。

アクアリウム初心者で一年中、メダカの元気な姿を観察したいよと言う方は温度は24~28℃に保つのがベターかなと思います。

もし今回の記事が参考や何かのきっかけになれば嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました