本記事は途中に宣伝・広告の欄があります。「まだそこまで・・」と言う方はスルーしてもらえると幸いです(‘ω’)ノ
ミナミヌマエビを水槽飼育で増やしたい!繁殖させたい!
なのに何日たっても卵を産まない(*_*)
そんな時に考えられる原因とその対策を書いていきます!
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原因と対策のまとめ
下で紹介する筆者の考えるミナミヌマエビが増えない原因と対策を箇条書きで紹介していきます!
細かい内容は各項目をご覧ください!
◇水質など
・pH・・・6.5~7.0付近
・水の汚れ・・・有機物、窒素成分をこまめに取り除く
・温度・・・22~26℃
・水流・・・強すぎないようにする
・水替え頻度・・・頻度はそこそこ、入れ替え量も程よく
◇その他
・餌・・・複数の種類のエサをあげる
・隠れ家・・・作ってあげる。水草がおすすめ
ミナミヌマエビが増えない原因と対策
考えられる原因を順に書いていきます!
もちろん原因は1つだけとは考えにくいので心当たりがありそうなところは順番に改善していきましょう~
水質と温度
考えられる原因として個人的に一番可能性が高いと思うのは水質です(+水温)。
1口に水質と言っても色々あるので1つずつ見ていきましょう~
・pH
まずはpHです。pH自体の説明はここでは省略します。
ミナミヌマエビももちろん生き物なので植物や魚たちと同様に住みやすいpHの範囲があります。
その範囲は6.5~7.0付近です。(弱酸性~中性)
ちなみに水道水のpHは基本的にこの辺りに調整されているので、もしエビちゃんたちの増えない原因がpHだと推測される場合は水道水をカルキ抜きしたモノを用意し、少しずつ水替えを行いましょう!
ちなみに水槽内のpHを測る機械はホームセンターやペットショップなどで売られていることが多いので気になる方は買ってみるのもありです。
なお水槽内でpHが変化する(個人の水槽だと下がることの方が多いかと)主な原因は、エサの食べ残しやフンがバクテリアに分解・酸化されることによるものなのでこまめに水槽を掃除することである程度はpHが保てると思います(^^)
・水の汚れ
次に水の汚れです。
汚れというと漠然としていますがここで言う汚れとは水中に溶けた「有機物」と「窒素化合物」です!
なぜ汚れが多いとまずいかと言うと、汚れが多いと酸欠が起きそれがミナミヌマエビ達の負担になるからです。
ん? なんで汚れの多さ⇒酸欠の発生?と思った方もいるかと思います。
これは水中のバクテリアたちが汚れを分解する際に水中の酸素を消費するからです。
まぁ分解してもらうことで汚れが減るのでバクテリアの働き自体は必要なんですけどね。。
↓それについて説明を行った記事があるので暇な方は見てみてください(*^-^*)
・温度
これはみなさんの意識がいきやすいと思います。
ミナミヌマエビは割と広範囲の水温で生きることができます。
5~30℃くらいの水温であればそこまで死んでしまうことはないかと思います。
ただ、ミナミヌマエビを増やしたい、繁殖させたい場合は別です。
ミナミヌマエビは自然界では春先から夏ごろに卵を産む習性があるので、水温もその季節に合わせることが重要です。
その温度はだいたい24℃前後です。
さすがに1℃単位で調節しなければいけないと言うわけではありませんが繁殖させたいのであれば22~26℃くらいにしておけば無難かなと思います。
水温計や水温を調節するアイテム(ヒーター、クーラー)もホームセンターやペットショップに売っていることが多いので気になる方は導入してみましょう~
・水流
ろ過器を設置していると自然と水流が発生すると思います。
ただし、ミナミヌマエビは本来、田んぼなどの水流が緩やか(もしくは無い)環境に生息している生き物です。
水流が強すぎるとストレスになってしまい卵を産まない、そして増えない原因になってしまうので水流が強いなと思ったら水草を入れたりして水流を調節してください♪
以上、水質やその他に関する部分でした!
水質は人の目では見えない要素が多いのでなかなかすぐには気づけませんが、意識してもらうとミナミヌマエビ達の繁殖につながるかもしれません!
水替え頻度(頻度が多い、一度に大量に水替えする)
前の水質のところで水替えをした方が良いよ~ということを書きましたが、むやみにすれば良いというモノではありません。
特に注意するのは次の2点
・水替え頻度が多すぎる
・一度の水替えで大量に入れ替えを行う
これらはミナミヌマエビ達にとってデメリットの方が大きいかなと思います。
なぜなら環境が大きく変わってしまうから!
私たちも環境がコロコロ変わると落ち着かない(人の方が多い)ですよね。
ミナミヌマエビも同様で住んでいる環境が急に変わってしまうとストレスになってしまいます。
具体的にミナミヌマエビ達は環境が大きく変わると脱皮をするという習性があるのですが、この脱皮は成長時にする脱皮とは違いあまり良くない脱皮です。単純に体力も使ってしまいますしね。さらにこの時に卵を持っていた場合、脱皮によって卵を手放してしまいます!
こういった理由で大規模な水替えはオススメしません!
他にも↓のようなリスクもあります。
・水中に住みついているバクテリアが流出してしまい水質の安定度が下がる
・水替え時にミナミヌマエビの稚エビが流れ出てしまう(ことに気づかない)
以上に理由で水替えは程々の頻度でまあまあな量で行うことをオススメします!
餌(栄養の偏り)
エサについてです。
ミナミヌマエビのエサとして様々な商品があります。
ミナミヌマエビが増えない場合、そのエサが悪いと言うわけではなくそればっかりを与えていることで栄養の偏りが起き繁殖ができない状態になっている可能性があります。
人間も同じ食事じゃ飽きますし栄養が偏って体調が悪くなったりしますしね。
なかなかミナミヌマエビが増えないなと言う方は一度違うエサを与えるのもアリかなと思います。
ちなみに筆者は3つほどエサを用意していてその時の気分で与えるエサを変えています。たまにスーパーで無農薬のほうれん草を買ってきてアク抜きをしてエビに与えています!
↓その時の様子がこちら~
隠れ家がない
これも原因の一つかと思います。
ミナミヌマエビは自然界でどちらかと言うと弱い方の生き物です。
なので他の生き物がいるとどうしてもストレスになってしまい、それが原因で増えないという可能性も考えられます。
メダカなどの他の生き物と混泳飼育しているケースではもちろんですが、ミナミヌマエビ単独飼育でも水槽外の刺激(人間が近づくなど)によってストレスを感じることもあります。
なので出来るだけストレスとならないように隠れ家となるものを水槽に入れてあげましょう~
筆者のオススメは水草です!
なぜなら隠れ家になるし泳いでる時の休憩場所、種類によってはエサにもなるからです!
逆に隠れ家に関しては飼育している人の趣味嗜好によって楽しめる部分でもあるので、どんな隠れ家を入れるのかを考えるのは楽しいかな~と思います(^^♪
終わりに
ここまでミナミヌマエビが増えない原因と対策を書かせてもらいました!
よく水槽のコケ取り要員として投入されるミナミヌマエビ達ですが、個人的に彼ら自身がかわいくてとても好きです(^^)/
同じように思う方も多いのではないでしょうか(多いと信じています)
そんなミナミヌマエビを好きな方が楽しみながら飼育できたらなと思います!
ここまで読んで頂きありがとうございました!
↓メダカを対象に類似記事を書いているのでお時間ある方、読んで頂けると嬉しいです!
では、また!
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