本記事は途中に宣伝・広告の欄があります。「まだそこまで・・」と言う方はスルーしてもらえると幸いです(‘ω’)ノ
公務員の技術職の1つ農業職。
農業職の採用試験の内、筆記試験の専門試験についてそのオススメの独学勉強方法を紹介します。
╚今回は試験内容の出題分野に着目したオススメ勉強方法です。
合格に向けた対策・計画の参考になれば幸いです。
出題分野とは・・?
農業職の専門試験は道府県、国家一般職ともに農学の内容を細分化した分野で出題されます。
主な出題分野は以下の通り(道府県、国家試験によりちょっとずつ違いアリ)
・栽培学汎論
・作物学
・園芸学
・育種遺伝学
・植物病理学
・昆虫学
・土壌肥料学
・植物生理学
・畜産一般
・農業経済一般
今回はこの出題分野に焦点をあてた勉強方法を紹介していきます。
王道の勉強法
まずは王道の独学勉強方法。
合格者の半数以上はこの方法で勉強していると思います。
⇒参考書「スーパー過去問ゼミ 農学・農業」をひたすらやりこむ(5周くらいする)
私のオススメはこの問題集を2冊買って、1冊は普通に解く用、もう1冊は問題集自体に書き込む用とする方法です!
書き込む用があった方が復習の際に何かと便利なのでオススメです
合格への戦略
オススメの勉強法を紹介する前に、合格に向けたオススメの勉強戦略を紹介します。(ここから出題分野に着目した内容です)。
それは
・得意分野を確立する
・分野をまたいで知識を習得する
です!
章分けして具体的に紹介します。
得意分野を確立する
得意分野(自信がある分野)を2つ確立する(可能であれば3つ)。
上記の通り、農業職の専門試験は出題分野が10個前後あり、そこから問題が出題されます。
その中で自信がある分野を2つ以上作るのがオススメです。3つ以上作れたらとても有利です。
○得意分野確立のオススメ理由
・自信を持ちながら勉強することができる
╚公務員試験の勉強は正直結構大変。。さらに出題分野が多くあるので集中力が散乱したり、どこから手をつければ良いかわから無くなることもしばしば。
ただ得意分野があれば「まずはこの分野を軸に苦手分野やそこそこ分野の勉強も進めよう」と心に余裕を持つことができます。
・試験の点数の予測がしやすくなり、勉強計画が立てやすい
╚得意分野があると「最低でも○○点は取れるから、この分野では△△点取れるようにしよう」と合格への道筋がイメージしやすくなります。
もっと言えば教養試験との点数配分も考えて勉強時間を調節できるようになります。
・派生して他の分野の勉強にも生きてくる
╚次の章でも具体的に触れますが、得意分野があることでその知識を他の分野の勉強にも生かすことができます。
分野をまたいで勉強する
ここまで分野を個別に意識した勉強方法を紹介しました。
その上で、勉強して得た知識を分野をまたいで復習することで習得効率が高まります♪
(分野は違っても根本は農業や農学のための知識なので)
例えば各分野のトマトに関する内容を勉強した上で、以下のようにまとめると知識が整理され試験の際にアウトプットしやすくなります。
○トマトについて(得た知識をまとめた例文)
アンデス原産ナス科の野菜で他のナス科との連作には注意が必要。また窒素過剰の土壌で栽培すると尻腐れ症になりやすい。
○使用した知識の分野
園芸学
栽培学汎論
土壌肥料学
植物病理学
と言った感じです。
それぞれの分野で得た知識を複合的に反復することで理解度が高まります。
独学でできるオススメ勉強法
ここから出題分野ごとのオススメ勉強法を紹介します!
あくまで私のオススメなので参考程度にご覧ください。
※現在少ないですが随時追加予定です。
全分野につながるオススメ勉強法
これは時間と経済的にゆとりがある方向けですが実際に栽培を体験してみる、というモノです。
座学だけだと机上の知識だけなのでなかなか定着が難しい・・
そこで実際に体験すれば定着も早いということで、余裕がある方は畑や菜園を行うことをオススメします
準備などが少し大変な分、得られる経験や勉強効果はかなり高いと思います。
↓参考に気軽に参加できる菜園体験のサイトを紹介です。ご興味あればご覧ください。
植物生理学のオススメ勉強法
私はYotube動画の「WEB玉塾」さんチャンネルの植物関連の動画がとても参考になると思います。
動画は高校生向け(?)なのでわかりやすくオススメです。
↓その内の1つの動画 (植物ホルモンの内容が特にわかりやすい)
植物病理学のオススメ勉強法
病理学は少しとっつきにくい内容かと思います。
なのでまずは漫画から入るのがオススメです。と言っても内容が入門レベル過ぎると参考になりにくい。
そこで内容がしっかりしつつ読みやすい漫画を探した結果、↓の作品を見つけることができました。
「植物病理学は明日の君を願う/著者 竹良実氏」
私がこの漫画にハマって面白く読んでいるのもあり、1漫画としてもオススメです。
園芸学、作物学のオススメ勉強法
食品スーパーに買い物に行った際に野菜コーナーやお米棚を足を運ぶことをオススメします。
産地やその作物の情報などが書かれていることがあり、割とこれが座学の勉強に生きます。
(参考書を使って勉強している時に、ふと「あ、これスーパーで見た情報と一致する」と言うような感じです)
土壌肥料学のオススメ勉強法
「土壌学」と「肥料学」がミックスされた内容を知ることができる本で勉強する方法がオススメです。
╚土壌と肥料は密接に関わっているので、別々で勉強するよりとても効率的だからです。
その中でも私がオススメの1冊は↓の本です。イラストや画像も多く、文章の書かれ方もわかりやすいです。また、内容としても肥料(栄養分)が土壌中でどのように働き植物にどのような影響を与えるかという部分を幅広く紹介しており読んでいてとても参考になります(また読み直すのも苦にならず、隙間時間などに何回も読んでいました)
【その他】各分野に親和性がある資格
農業系の資格は多くあり、公務員試験の各分野の勉強につながることも多々あります。
╚公務員試験の合格が目的であれば、資格に合格できなくてもそれに向かって勉強したことが大きなプラスになります。
そこで、各分野に親和性が高いと思う農業系の資格を紹介するので参考にして頂けたらと思います。
〇栽培学汎論
農業技術検定
╚1~3級があり、3級であれば筆記試験のみで受験可能なので受けやすいと思います。
〇作物学、園芸学
野菜ソムリエ
╚野菜や果実について栄養や食生活への活かし方など幅広い内容が学べます(直接公務員試験の勉強になる可能性は低いですが、公務員試験の内容を身につけるベースが築けるかと思います)
〇土壌肥料学
土壌医検定
╚1~3級まであり、2級までに筆記試験で受けることができます。
特に2級合格レベルの知識を身につければ、公務員試験農業職の土壌肥料学分野で安定した得点が期待できます。
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