本記事は途中に宣伝・広告の欄があります。「まだそこまで・・」と言う方はスルーしてもらえると幸いです(‘ω’)ノ
「各栄養(元素)が与える影響・特徴(微量要素編!)」
家庭菜園で気になるポイント。
の内の1つ、肥料はどのくらいあげたら良い?
とても悩むポイントですがそれも肥料に含まれる(元素)の役割や効果を知っていれば判断しやすくなる!
と言うことで今回は「「各栄養(元素)が与える影響・特徴(微量要素編!)」」を紹介していきます。
なお、肥料と言えば次の3つが思い浮かぶと思います⇒窒素、リン酸、カリウム。
これはいわゆる「肥料の三要素」ですが今回は省略。
今回焦点を当てるのは「必須微量要素」。(ただし今回は4種類を紹介)
これは文字通り、植物や作物が必要とする量は少ないけど必須の栄養(元素)です!
普段の家庭菜園では意識されにくいですが、より深く野菜作り・作物栽培を楽しむために紹介していきます。
また紹介時の書き方として可能な限り『〇〇が少ないと××が起きる。なぜなら△△だから』という方法にします。
トマト、ピーマン、オクラ、ナス、キュウリ、その他の野菜等、家庭菜園をするときの参考にしてもらえればと思います!
なお「肥料の三要素」の紹介は↓のページをご覧ください^^
他にも農業の初心者・素人だからこそ躓いてしまう部分に焦点を当てていきたいと思いますので、もし興味がありましたら他の記事も見て頂けると幸いです。
ちなみに筆者の目下の目標は『土壌医検定2級」の合格です。3級を飛び越えていきなり2級を受験するので、日々勉強中です。⇒合格しました^^(後日追記)
(本記事も土壌医検定2級の勉強で得た知識を大いに参考にしています)
紹介する微量要素
一般的に呼ばれている必須微量要素は8種類!
まずは何があるか一気に紹介します。
文字の羅列となりますが、、、
・鉄(Fe) :葉緑素の生成に関係
・銅(Cu) :光合成を行う酵素に多く含まれる
・亜鉛(Zn) :植物ホルモンの代謝に関係
・塩素(Cl) :デンプンなどの合成に関係
・マンガン(Mn) :ビタミンCの合成に関係
・ニッケル(Ni) :尿素の代謝に関係
・モリブデン(Mo):窒素代謝に関係
・ホウ素(B) :カルシウムの吸収に関係
以上です!
今回はこの中でも『鉄、銅、亜鉛、塩素』について紹介します
各必須微量要素の役割・特徴・効果
ここからは微量要素の役割や特徴をもう少し詳しく紹介していきます。
鉄 Fe
鉄が少なすぎ↓↓
鉄が少ない時について
〇出やすい症状
「鉄が少ないと、葉っぱが白くなる(クロロシス)。なぜなら鉄は葉緑素の産生に大きく影響する栄養素だから」
光合成を行うために必須の色素が葉緑素。そのため鉄が不足すると葉緑素が作れなくなり光合成の能力が落ちてしまいます・・
鉄の主な役割・特徴・効果
・葉緑素の産生に関係
・タンパク質の合成に関係
・不足すると植物体内に可溶性の窒素が溜まってしまい病気にかかりやすくなる
銅 Cu
銅が少なすぎ↓↓
銅が不足すると、、
〇出やすい症状
「銅が少ないと、生育が悪くなる。なぜなら葉緑素の産生や呼吸作用に大きく影響する栄養素だから」
銅も鉄と同様に葉緑素の産生に関係しています。
また光合成や呼吸作用に関係する酵素にも含まれているなど大切な要素となっています。
銅の主な役割・特徴・効果
・葉緑素の産生に関係
・光合成や呼吸作用に関係する酵素に含まれている
亜鉛 Zn
亜鉛が少なすぎ↓↓
亜鉛が不足すると、、、
〇出やすい症状
「亜鉛が少ないと葉っぱが大きくならない。なぜならタンパク質や糖の産生に影響する栄養素だから」
亜鉛の主な役割・特徴・効果
・植物ホルモンの中のオーキシンの代謝に関係
・タンパク質の合成に関係
・土壌中にリンが多くあり過ぎると、亜鉛が吸収されにくい
塩素 Cl
塩素が少なすぎ↓↓
塩素が足りないと、、、
〇出やすい症状
「塩素が少ないと、葉が枯れやすくなる。なぜなら植物体の構成成分であるデンプンやセルロース、リグニンの合成に大きく影響する栄養素だから」
塩素の主な役割・特徴・効果
・光合成の反応に関係
・植物体内の構成成分(デンプン、セルロース、リグニンなど)の合成に関係
以上になります!
【紹介】野菜ソムリエの資格
最後に資格の紹介です。
紹介するのは『野菜ソムリエ』。
民間資格である野菜ソムリエは野菜や果物に関する幅広い知識を身につけることができ、
家族の健康や食に関わる様々な職に生かすことができます(参考:以下の野菜ソムリエのページ)
現在も5万人以上がこの資格を持っているため、様々な場でアピールしやすい資格だと思います。
⇩野菜ソムリエにご興味がある方はこちらから!
以上ありがとうございました。
コメント